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令和6年能登半島地震にて被災された皆さまへ

声の時代に

 私たちが日常あたりまえに使っている声は、まるで履歴書のように話者の心身の状態を表出させ、ときとして言葉よりも人の心を動かします。
 「声」は、「言葉」という合理化された記号では伝えきれないものを届けます。声とは、一般に認識されているよりもずっと大きな力を持つコミュニケーションツールなのです。
 声の力の秘密は、身体と脳の絶妙な連携と心身のフィードバックにあります。脳と声の関係を知れば、人間の声がいかに素晴らしいものであるかを実感することができるでしょう。誰もが持っている声の力を唯一無二の個性として活かしていく、そんな声の時代が到来しています。

令和6年能登半島地震にて被災された皆さまへ

声・脳・教育研究所の活動

◆声について知りたい方、本気で学びたい方、歌手や俳優やヴォイストレーナーなど声を使う仕事をしている方、音や声の研究をしている方などが、学んだり情報交換をしたりできる場と機会を提供します。
◆声の知識を教えられる人材、日本の声の意識を高めていける人材、ヴォイストレーナーを指導できる人材、発声障害を診ることのできる人材を育成します。
◆医師や様々な分野の研究者と連携して、声に関する新たな知見とデータを集積し、独自の調査と実験を行い広く公開していきます。

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