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修了生のことば

GRADUATES

声・脳・教育研究所認定 ヴォイス・ジェネラリスト、ヴォイス・エデュケイターの資格を取得された皆さまから寄せられた感想です。

 

  • 声楽家(メゾソプラノ)です。
    声楽の発声と、話し声とでは異なることもあります。
    しかし脳、聴覚、社会との関わりなど、いわゆる声楽の知識だけではカバーできないことを多面的に学ぶことで、
    「なんとなく経験で分かっていること」にも知識の裏付けができたと感じています。
    自分が歌う時だけでなく、レッスンする際の視点が一段高くなりました。
    (第一期ヴォイス・ジェネラリスト/第一期ヴォイス・エデュケイター)

 

  • 声は、
    宇宙で、世界で、
    たったひとつの奇跡の音だ。自分を癒し勇気づけることもできれば
    自分を傷つけ勇気をくじくこともできる。声の力は、アナウンサーの仕事や舞台、私生活を通して
    ずっと感じていました。でもそれらは全て経験による個人的な感想です。
    声の仕事をしているのに感覚や知識が
    正しいのかどうか自信が持てずにいたことが
    引っかかっていました。研究所で学ぶことで
    それらが確信に変わり
    あらためて声の持つ力のすばらしさを感じるとともに
    プロとしての自信にもつながっています。声は無意識の習慣の代表格です。
    そんな声の持つ力を、特にオーセンティックヴォイスを知り
    生き方も変わったような気がしています。
    (第一期ヴォイス・ジェネラリスト/第一期ヴォイス・エデュケイター)

 

  • 私がこの講座を受講しようと思ったのは、声の持つ可能性と不思議さを知りたかったからです。
    若い頃から音楽が大好きで、色々なジャンルの音楽を聴き、CDを買い求めるなどしてきました。
    中学生でロックを知り、それからジャズに手を伸ばし、さらに遡って民族音楽へと、とにかく興味の赴くままに聞いて来ました。そのどれもが素晴らしく、出会うたびに驚きと感動を覚えました。
    さまざまな音楽を聞いてきた今振り返ってみると、「声」に惹き付けられるようして聞いてきたのだと気づきました。
    それはロックの力強い歌声であり、オペラの絢爛豪華な響きであり、ジャズの苦く深い声であり、民族音楽の生きる事への渇望と喜びに満ちた歌声でありました。ですが、声は本当に不思議な存在です。
    体格の差や生まれ育った環境などの違いはあっても、声の出る場所と原理は誰も同じものです。それなのに、どうしてこれほど多種多様な響きになるのでしょうか。
    たかだか2センチ程度の声帯から生まれた声の卵が、どのようにすればコンサートホールに響き渡る歌声になるのでしょうか。
    俳優の声、とりわけ名優と呼ばれる人たちの声に心を揺さぶられ、時に涙するのは何故なのでしょうか。
    そこには何か不思議な秘密が隠れているのだと思います。コロナ過と言われて久しい昨今、私たちは声を出し、聞くことをいつの間にか忘れかけている気がします。
    自分の声に向き合い、近しい人の声に耳を傾けることは、かつてないほど強く求められるているのではないでしょうか。
    そのために、この講座で学べることはとても意義があるものだと思います。
    オンラインだからこそ、場所を選ばず、私のように遠方から参加することができる点もとても助かりました。山﨑先生が著書で記されていた中に、「声はいつでも人生の味方」という言葉がありました。
    声を知ることはご自身の人生を見つめること。
    そして、声は辛い時や嬉しい時に、一緒に悲しんだり喜んだりしてくれるかけがえのない友人のようなものだと思います。
    その大事な声を、是非この講座を通じて理解し、仲良くなって頂きたいと思います。
    (第一期ヴォイスジェネラリスト/第一期ヴォイス・エデュケイター)

 

  • プレイヤーとしても指導者としても心底ためになる講座でした。
    わたしは、30年来ナレーター・アナウンサー、研修講師をしているので、声帯のしくみ・心理学と声の関係など、さまざま勉強しているつもりでした。なのに 一番魅力的な声、人柄を生かせる声について指導する際、これ!というわかりやすい指導が出来ずにいました。それがこのスクールで見つかります。
    声の研究家である山﨑先生からの講義は、医学的・解剖学的・心理学的・音声学的な知識が素晴らしく~ 講義を受ける度、目からうろこがぼろぼろと落ちました。
    声について本当の専門知識を身に着けることは、自分の自信になります。ありがとう御座いました。
    (第一期ヴォイス・ジェネラリスト)